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季節のことを調べるblog

季節のイベント、行事に関係あることを調べるブログ

ひな人形の飾り方、しまい方について

2月 ひな祭り 作法

 

 

 

http://www.flickr.com/photos/53266141@N00/3324331595

photo by pen3ya

 

ひな祭りとは、3月3日(桃の節句)に行われる、女の子の健やかな成長を願う行事です。
女の子には綺麗な着物を着せ、居間にはひな人形を飾り、お菓子を食べて節句の日を過ごします。

 

ひな人形の飾り方、特に男雛と女雛について。

関東では自分から向かって左に男雛、右に女雛を置くとされますが、京都は逆です。

向かって右が男雛、左が女雛になります。これは御所の伝統にならったもので、左大臣・右大臣で左大臣が偉いように、左が位の高い位置とされているためです。

というのは、御所の紫宸殿は南向きに建てられており、天皇から見て日が昇る方角(東)は左、ということで、位が高いのだそうです。

京都の地名「右京区」「左京区」もこれにならったもので、実際地図でみると左右が逆になっています。

 

ひな人形のしまい方

また、これは迷信のようですが、「雛人形は出しっぱなしにしておくと、お嫁に行けなくなる」と言います。

かわいらしいひな壇はいつまでも眺めていたいものですが、1年に1度の桃の節句を大切にするためにも、3月5日にはしまうようにしましょう。

 

さらに、しまい方についてです。節句から日の浅いよく晴れて空気の乾いた日を選んでください。
最初に、はたきでしっかりとほこりを払います。この時、化学繊維素材の静電気毛ばたきは避けましょう。これを使うと繊維が硬いので、塗りがしてあるものには細かい傷がつきます。できるだけやわらかい羽根はたきを使います。羽根はたきも羽根の折れたところがあると、そこで傷がつきますので折れた羽根は根元から引っこ抜きましょう。

そして、手垢などを落とすため拭き掃除をしていきます。この時、塗り物にはピアノクリーナーなどを使うと綺麗にふき取ることができます。

それから、人形には押さえていいところと悪いところがあります。袖口のあたりや、女雛の冠(テンガンといいます)は押さえつけてはいけません。軽く上から(横から押さえると型崩れの原因になりやすい)押さえるようにします。肩や腕のあたりはしっかり押さえても問題ありません。男雛はやはり肩から腕にかけてしっかり固定します。それと、腰のあたりはほとんどの男雛はしっかり押さえても大丈夫なはずです。移動の時に箱が傾いて中の人形が動き、袖口や裾が押さえつけられると型崩れしますので注意してください。

 

桃のパワーとは

次に、3月3日は桃の節句というように、桃の花を飾ったり桃花酒を飲んだりしますよね。
これは、桃の花には邪気を払う力があると言われているからなんです。
ひな祭りでは、桃と同時に柳も飾りますが、これも似た理由で、柳には強い生命力があるからだと言われています。


素敵なひな人形を飾り、桃のお菓子を味わって、3月3日を過ごしましょう。