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季節のことを調べるblog

季節のイベント、行事に関係あることを調べるブログ

サンタクロースが赤い服、白いひげを持つ理由

12月 クリスマス サンタクロース

"サンタクロースの歴史と現代のかたち

クリスマスの重要人物であるサンタクロースですが、その歴史についてはあまり詳しく知られていません。今回、サンタクロースの由来や、どのようにしてサンタクロースが今のかたちになったのか、ご説明しましょう。

 

サンタクロースの由来となったトルコの司祭

サンタクロースにはモデルになった「セント・ニコラス」という人物がいたのをご存じですか?それは4世紀頃の話です。

トルコの街にキリスト教司祭だったセント・ニコラスという人物がいました。彼は自身が司祭となる前から、いつも周囲の貧しい人に自分の物をあげたりして、助けようとしていました。

ある日セント・ニコラスは、ある夫婦があまりの貧しさに、自分達の3人の娘を売りに出さなければならないという話を耳にします。彼はその家族を助けるために、その家の煙突に金貨を投げ入れます。そして、その金貨が暖炉で干していた靴下の中に入り、それを見つけた夫婦は娘を売らずに済んだといいます。

その話が広まり、クリスマスには靴下を飾り、その中にプレゼントを入れるという習慣が生まれたといわれています。

 

現代のサンタクロースが赤い服と白いひげを持つ理由

現代でサンタクロースといわれてイメージする姿は、赤い服と白いひげ、そして大きな体ではないでしょうか。

その姿を初めに創り出したのは、コカ・コーラ社といわれています。同社が赤と白を基調とした商品を扱っていることから、それの宣伝のために赤と白の服を着、白いひげをたくわえた優しそうなサンタクロースのキャラクターを描き、それが人々の間で浸透したという説があります。

 

しかし、それは1930年代の話で、実際には1910年代に日本では既に、赤い服を着たサンタクロースらしき人物が描かれた子ども向けの書籍が出版されていたといいます。

つまり、コカ・コーラ社が赤い服を着たサンタクロースを描く前から、そのイメージは出来あがっていたという説があるのです。

そのイメージの原型となったのは、当時のキリスト教司祭の服装だったといわれています。昔、キリスト教司祭の服には「血の色」である赤が使われており、そこには「信者や困っている人に身を粉にし、命をかけて尽くす」という意志が込められていました。

その司祭の赤い服が、サンタクロースの衣装に関係しているという説もあります。では、サンタクロースという存在が世間に広まった当初からこの赤い服だったのかというと、そうではなく、初めは青や茶色等のやや地味な色のコートを纏った姿が描かれていました。

しかも、体型は今の大柄な姿ではなく、細くて身長も小さく描かれていたようで、今のイメージとはかなり違う見た目だったそうです。

しかし、サンタクロースが人々へ幸せを届ける存在であることは、今も変わらず伝えられている大切なイメージなのです。"